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付き合う意味が分からない・・・彼に「結婚しない前提で」と言われた時の対処法


付き合い始めは全く考えてなかった結婚ですが、長い時間を一緒に過ごしていく中で、この人と結婚したいな・・・という気持ちが芽生えることがあります。女性は特に恋愛の延長線上に結婚を考えることは多いですから思い当たる人は多いでしょう。

ですがこの心境の変化は、彼も同じだとは限りません。「初めから結婚しない前提で付き合っていた」「元々結婚願望がない」という彼の本音を後から聞かされたとしたら、相当な衝撃を受けると思います。

子どもを育てる可能性を考えると、女性の1年は非常に重いです。彼から結婚しない宣言されたら、すぐに対処法を考えなくてはいけません。

別れる?結婚は諦める?彼の気持ちを変える努力をする?

選択肢はいくつかありますが、大切なのは出来るだけ早く今後の道を決断することです。ここでは、告白に成功したものの結婚はなしでと言われた人、既に付き合っている彼に結婚願望がないと知った人に向けてお話します。

結婚願望のない彼とは別れるべき?

結婚する気がないと知り、すぐに別れを決断。そして新しい出会いを求めて婚活に励む。これが出来るなら、そうしたほうが良いかもしれません。

婚活には、程度の差こそあれ結婚する将来を思い描いている男性ばかりですから。結婚願望がない人の気持ちを変えるのは、簡単ではありません。

男性はなぜ結婚を避けるのか

そもそもあなたの彼は、どうして結婚する選択肢を排除しているのでしょうか。一般的にはこのような理由が考えられます。

・今のままでも満足しているから
・まだまだ遊びたいから
・幸せにできる自信がないから
・将来に不安があるから
・責任を負いたくないから
・自分の夢や目標を追いかけたいから
・他に魅力的な人が現れたらその人と結婚する予定だから
・結婚する意味が分からないから

もっと良い人が現れるのを待っているという理由は、ひどいですね・・・。客観的に見ると、これくらい言われれば迷わず別れを選択できそうなものですが、そんな単純なことではないのでしょう。

その他の理由を見てみると、結婚によりお金と時間を奪われてしまう不安や、責任を課せられることへの不安が見えてきます。それから、現状に満足しているというものがありますね。

この中で、彼の気持ちを動かすのが最も難しいのは何だと思いますか。

「今のままで満足している」は難易度MAX

今のままで満足しているという人の中にも、更に特徴が分かれます。【結婚願望がないから付き合うだけで満足しているのか】、それとも【結婚生活と変わらない環境にいるからわざわざ結婚しなくても・・・と思っているか】です。

より厄介なのは後者で、長く同棲しているカップルに多い問題です。

同棲は、結婚生活を送っているかのように過ごせるのに、親族との付き合いをしなくてもいい、家族のためにお金を稼がなくてもいい環境です。

もちろん、結婚していなくても、お互いの親と交流している人もいますし、お金だって結局稼がなくてはいけないものですが、「絶対的な義務」がないところが同棲ですよね。

既に結婚生活に似た環境を手に入れたことで、結婚する(絶対的な義務を負う)必要性を感じなくなったのです。

この場合は、同棲を一旦解消することで、彼に心境の変化が訪れることは多いです。必ずしも結婚したいと思い直すわけではないものの、何らかの結論は出るはず。

後になって、同棲生活が長引いて時間を無駄にしてしまった・・・なんて悔やむことがないよう、今できることを考えていきましょう。

彼が結婚を決断できないままだったからといって恨むのはなしです。あなただって、そんな彼と別れる選択肢を選ばなかった責任があります。本質的に大人は自分の人生を自由に選べますから。

ちなみに、結婚願望がなくて現状に満足している彼については、結婚生活の幸せな部分が見えていないだけかもしれません。

この場合は、男性心理について勉強したほうが近道になりそうです。

別れを選択するのは最終手段にする

結婚したいと思えるくらい好きな人と別れるのは容易なことではありません。彼に結婚する気がないと分かった瞬間に気持ちが冷めたというなら話は別ですが、何とか説得して結婚したいと思うのが本音でしょう。

別れを決断するのは、あなた自身が心から「もういいや、十分頑張った」と思えた時がベストです。未練なく別れることができますし、何より状況を変えようと努力したことが重要なんです。

これから訪れるであろう結婚生活には、本当にたくさんの試練があります。今回のように意見が完全に逆になることもあるでしょう。

そんな時に、どう譲り合うか、意見が違う中でも同じ方向を見て歩んでいくために何をすべきなのか…を、2人で模索できる夫婦は、どんな困難にぶち当たっても乗り越えていけます。

結婚したいあなたと、結婚したくない彼。現状では意見が真逆だけど、そこからベクトルを合わせていくにはどうしたら良いのか?

それを模索することは、結婚後にやってくる試練とどう向き合うかの良いシミュレーションにもなります。

そういう意味でも、別れる選択肢は最後まで取っておいてはどうでしょうかと提案したいです。

結婚したいと思われる女性とは?4つの考え方

結婚したい派としたくない派に意見が分かれてしまった時に、すべきことは「結婚しよう!」と迫ったり、説得したりといったものではありません。

結婚しない前提であなたと付き合ってきた彼の気持ちを変えるには、彼の心の中を知ることを最優先にしていきましょう。

①男性ならではの葛藤を理解する

男性は結婚に対して憧れとか嬉しいという感情よりも、不安や恐怖という感情の方が強いと思ってください。

なぜなら、結婚をすると家族を養っていかなければならないという大きな責任が男性にはあるからです。言うまでもないかもしれませんが・・・。

養っていくにはお金が必要になり、お金を稼ぐ為には仕事をしなければなりません。しかも、仕事は家族を養っていけるくらいの収入を安定して稼ぎ続けることが使命になります。

これらのことを当たり前にこなしていかないといけないのが、男性という立場です。

女性も働きやすい世の中になってきましたが、今の社会は、まだ男性のほうが収入は高いですよね。共働きで助けられるとはいえ、一般的に経済的な責任は男性に向けられます。

この重大な責任を果たすために、自分が好きなことをやる時間がない、好きなことに使えるお金がないというのが結婚生活なんだと解釈している男性は非常に多いです。

結婚生活が具体的にどんなものかも見えてこないのに、自分のお金と時間は制限されることが確定している・・・。そう考えると、男性が結婚を躊躇する気持ちを少し理解できませんか?

となると、あなたがすべきことは、結婚生活の素晴らしさを具体的に思い描いてもらえるようにサポートする!これは大事です。

結婚には大変な部分もありますが、それでも世の中の夫婦が結婚生活を続けるのは、安心できる場所、楽しい場所、幸せな場所という認識もあるからです。

安心・楽しい・幸せな部分を彼に伝える努力をしていきましょう。

②説得の前に自分を振り返る

あなたは結婚する為にどんな努力をしていますか?結婚を急かすだけでは彼から結婚したいと思われません。むしろ遠ざかる一方でしょう。

たとえば、主婦力を磨くのは、まさに上で触れた安心・楽しい・幸せな部分をアピールすることに繋がります。料理上手で部屋がキレイで、洗濯物の良い香りが漂う空間に身を置くと、男性は結婚生活をイメージしやすくなるでしょう。

彼が疲れている時に癒す環境を提供できていますか?彼の気持ちを尊重していますか?彼の優しさに甘えて怠けている部分はありませんか?

ひとつひとつは別れるほどの問題ではありませんが、これらは結婚を考えた時、「こんな感じがずっと続くのか・・・」とうんざりさせてしまうには十分な要素にはなり得ます。

彼に「結婚はいいものだよ!」と説得する前に、あなたのこれまでの振る舞いを一度見直していきましょう。彼は今のあなたとは結婚できないと言っているのであって、あなたが変われば結婚できる道もきっと見えてきます。

結婚は、男性がリードしてくれるものではありませんし、あなたが無理に引っ張っていくものでもありません。リードしてくれたらいいのに・・・と思ってしまうのが女性の本音でしょうが、結婚は2人で歩んでいくものです。

結婚するには2人の気持ちを合わせることが重要ですが、結婚に向かうまでの道のりは自分磨きができる最高のチャンス。女性としても人間としてもレベルアップしていきましょう!

③結婚したいアピールはほどほどに

あなたには結婚願望があるのですから、結婚したいと伝えたくなる気持ちはとてもよく分かります。

ですが、毎日のようにこのアピールが続くと、今のところ結婚する気のない彼からすると、脅迫されているような感覚に陥ってしまうのも時間の問題です。

結婚を延々と迫られた彼が出す結論は、恐らく「絶対に結婚したくない!」になるでしょう。あなたの努力は完全に裏目に出てしまいます。

ですが、嫌われたくないあまり、ピタッと結婚の話をしなくなったとしても、それはそれで前進しません。

結婚の話がなくなった、良かった~と男性はホッとするだけで、逆に結婚願望が出てきた!なんて展開はまずありませんから。

何事もほどほどが大切と言いますが、結婚のアピールもまさにそう。ほどほどのラインを探っていきましょう。

アピールに最適なタイミングは、記念日・誕生日・クリスマスなどのイベント・友達の結婚式など、いつもより少し特別な日で、恋愛感情を確認しやすい日がおすすめです。

たとえば、記念日。記念日なんて年に1回でしょ?と思う人もいるでしょうが、やろうと思えば毎月でも祝えますよね。

いちいち盛大に祝おうとすると面倒くさいと思われてしまいますから、外食をするとか、家で一緒にご飯を食べる約束をするといった簡単にできることで十分なので、2人で過ごす時間を意識的に作りましょう。

話すテーマは結婚についてでも良いですし、彼の抵抗が強いなら結婚という言葉は出さずに様子を見るのもひとつの方法です。

例えば、思い出話や感謝したこと、嬉しかったことなどを話していると、お互いに優しい気持ちになれますし、愛情を確認しやすくなります。

もっと直接的に結婚をアピールしたいなら、深刻な感じで話してしまうとどうしても彼を責める状況になるので、そこは気をつけてください。

心の内はどうであれ、軽い感じ、かわいい感じを意識してみましょう。

例えば

・(結婚式場のCMを見ながら)「キレイだなぁ」と言う
・「○○ちゃん来月結婚するんだって!」と言う
・ゼクシィをさり気なく置いておく
・ウィンドウショッピングと言って指輪売り場へ連れていく
・(子どもを見て)「子どもがいる生活ってどんな感じだろう」と言う

結婚の話とセットにして彼を責めていては、2人のための結婚ではなくなってしまいます。2人で結婚生活を想像していく・結婚観を育てていくことを大切にしてください。

 ➡ 「誰と」結婚したいかをはっきりさせよう

「早く結婚したいなぁ」「いつ結婚してくれるの?」という問いかけはおすすめできません。結婚したい気持ちが強いのは分かりますが、この問いかけには肝心の「誰と」結婚したいのかが分かりません。

あなたからすると当然彼に決まってる!と思うかもしれませんが、彼目線からすると、結婚がしたいだけなのかと勘違いしてしまいます。

結婚だけが目的なんだと思われると、結婚する気がないなら、別れるのがこの子の為なんだ…と、身を引いてしまうかもしれません。それは本望ではないですよね。

結婚をアピールするなら「あなたと結婚したい」という印象を持たれるような言葉を選ぶようにしてください。

④彼が結婚を意識したときは最大のチャンス

結婚しない前提の彼でも、年中無休でそう思っているわけではないでしょう。時々、ほんの短い時間でも「結婚ってこんな感じかなぁ」と前向きな想像することはあるはずです。

その兆しを見つけたら、少しくらい勢いづいて結婚アピールをしても敬遠されません。追い風が吹いてきたタイミングを逃さず、彼に対する愛情を、言葉や振る舞いで積極的に伝えていきましょう。

男性が結婚を意識しやすい瞬間というのは、例えばこのような時です。

・看病されている時
・友達の結婚式に出席した時
・子どもと触れ合った時
・仕事が上手くいっている時
・年齢を感じた時
・落ち込んだ時

男性は仕事が上手くいっている時に結婚の決断をしやすいと言われています。出世した時や給料が上がった時、上司に認めてもらった時などは、結婚の話をするチャンスだと言えます。ただし、その前に彼の頑張りを労ってあげることも忘れないでくださいね。

また、体調を崩した時や落ち込んだ時に、彼女に支えてもらったことで、存在の大きさに気付いたというケースも多いです。

この時の男性は自信を失っているので、結婚の決断がしやすいかはどうかについては何とも言えませんが、恋人の大切さを改めて実感する良い機会にはなります。

(とはいえ、結婚のために献身的に支えるべきだという意味ではないですよ。どんな時でも彼に寄り添う覚悟を持つことが大切だと言いたいのです)

彼が結婚しない前提でいることは忘れずに

彼に結婚を意識する兆しが見えてきたとしても、結婚に対して否定的であり、不安を感じているという前提が覆ったわけではありません。

チャンスとはいえ暴走してしまったら、彼はまた逃げ腰になってしまいます。

もし、あなたが家電をただ見ていただけなのに店員さんがやってきて、この商品の良いところは~、値段もこれだけ安く~、こんな事もできちゃいますよ、などと色々説明されても困りますよね。

それと同じで、少し結婚を意識しただけで熱く語られたら、あなたに結婚の話をするのは危険だなと思われてしまいます。

結婚の話はあくまで彼のペースに合わせながら膨らませていきましょう。

ちょっと引いたかなと思ったら、すぐに他の話に切り替えるくらいの柔軟性は必要です。

まとめ

彼を結婚しない派から、結婚したい派に変えるには、まず彼の気持ちに寄り添うことが大事。そのうえで自分自身をみつめること、彼のペースに合わせて結婚生活を想像してもらうことが大切だとお話しました。

どれも忍耐が必要ですし、簡単ではありません。時には心が折れそうになったり、彼に怒りを感じたりするかもしれません。

ですが、結婚生活でも、意見の食い違いは数え切れないほど出てきます。それが当たり前。

となると、今回の結婚観の違いは、将来のための良いシミュレーションとして受け取ることもできます。どうすれば同じ方向に向かって歩んでいけるのか。それを2人で模索していくことで絆はより深くなるでしょう。


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