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「付き合う理由は必要?」自分の気持ちがわからない時の考え方


tukiauriyuu1218
恋人との時間はもちろん楽しいけれど、ふと『なんで付き合ってるんだろう…』と思うことがあります。突き詰めて考えると頭の中が混乱してしまうので、ちょっと考えてみるだけですが…。

本当に好きなのだろうか、ただ寂しいだけではないか、世間体を気にしているだけではないか、性欲を満たすためではないのか…と、打算が働いているような気がしてくるのです。

ですが、考えるだけでは悶々とするだけで、いつまで経っても答えは出てきません。
人と人が付き合う理由とは、何なのでしょうか。

打算的な恋愛は上手くいかない?

dasannteki1218
冒頭でも少し触れましたが、打算的な考えで付き合うというのは、たとえばどんなものがあるでしょうか。

一人になるのは嫌だから/恋人必須なイベントがあるから/性欲を満たしたいから/愛されたいから/寂しい時、側にいて欲しいから/世間体が気になるから/新しい恋人ができる気がしないから/元カレ・元カノを忘れたいから

要するに、相手への気持ちははっきりしないけど、自分の中ではメリットがあるから付き合うということです。

男性か女性かは関係なく、誰もが少なからず持っている考えですよね。

好きかどうかも分からないのに付き合うなんて、相手に失礼だという意見も多いでしょう。ですが、実際に付き合ってみないと分からないこともたくさんありますので、一概に悪いとは言えません。

人との関係を築いていく幸せ

kankeiwokizuku1218
恋愛は楽しいことだけではありません。感情のぶつかり合いも度々ありますし、嫉妬、束縛といったしがらみもあります。

数だけで言うと、苦労のほうが圧倒的に多いでしょう。

恋人と別れたばかりの人が、しばらく恋愛なんていいや…と疲れきっているのは、人と関係を築いていく難しさを痛感したからです。

ですが、時間の経過と共に、また恋人をつくりたくなります。
深く関わる幸せをよく知っているから、もう一度頑張りたいと思うのです。

自分の本心がわからないのは当たり前

jibunnnohonnsinn1218
付き合う前から自分の気持ちを確信できる人は滅多にいません。

仮に確信していたとしても実際に付き合ってみたら、やっぱり性格が合わなくて別れたというカップルもたくさんいます。

あなたの周りにも、片思い中は盛り上がっていたのに、付き合い始めてからぎくしゃくしてしまったカップルが一組くらい、いるのではないでしょうか。

付き合う前は、理想や想像の域を出られませんから、実際に付き合ってみないと分からないことがたくさんあります。

実際に付き合ってみると、こんなはずではなかったのに…という問題が山積みなのです。

付き合う理由は言葉では説明できない

何十年と夫婦をやっている人たちだって、一緒にいる理由を深く掘り下げていったら、何が何だか分からなくなってしまでしょう。

言葉では説明できない感覚や感情があって、それらを大切に育んできた時間が全て。だから論理的に語るのは難しいのです。

きっかけとして打算的な考えはアリ!

kikkakedasann1218
友達関係なら複数いる中の一人ですが、恋人は(基本的に)一人しかいません。だからこそ濃い関係を築くことができます。

仕事をしていても、友達と遊んでいても、心の真ん中にいるのは恋人の存在ですよね。

理由が何であれ、恋人関係になったら深い関わりは避けられません。

仮に寂しいからという理由で恋人をつくったとしても、寂しさを埋めるだけでは済みませんから。

生い立ちや家庭環境、価値観、トラウマなど、友達という立場ではなかなか立ち入ることができない個人的な部分をさらけ出すことになりますし、介入することになります。

つまり、打算的な考えスタートさせた付き合いだろうが、恋愛感情があると確信してのお付き合いだろうが、通る道は同じなんです。

それなら、付き合う理由が自分本位なものであっても、付き合うきっかけとしては有りです。たとえお試し感覚であったとしても、関係をスタートさせてから深めていけば良いのです。

誠実さを追求するあまり前へ進めない人よりも、打算的な考えであっても関係を進展させる人のほうが、幸せになれる可能性を秘めています。

好きになる努力は必要

打算的な考えはあくまで付き合うきっかけとして利用してください。

付き合う形を選択したのに、好きになる努力もせずに、自分の欲求だけを満たそうとするのは、絶対にやってはいけないことです。

たくさん話して、デートをして、伝える努力をして、知る努力をして…。恋人関係を築いていくためには、やるべき事がたくさんあります。

「運命の人がどこかにいる」は幻想?

unnmeigennsou1218
最後に、もっと根っこの部分から人と人が付き合う事について考えてみましょう。

「運命の人」

そう声に出して言ってみると少し恥かしい気はしますが、私たちは心のどこかで運命の人を探しています。

運命の人なら、一瞬で情熱的な恋に落ちるはず、自然とお互いが惹かれ合っていくはず、どんな困難が訪れても決して離れられないはず!

第六感が働いて心が引き寄せられていく感じを思い浮かべるでしょう。

とてもドラマチックですし、そんな人と出会いたいとも思います。ですが見方を変えれば自然と惹かれ合うとは、何もしなくても上手くいくという事…とも解釈できます。

だけど、そんなカップルはまず見かけませんよね。

長年夫婦をやってきた女性が「運命の人なんていない。運命の人にするの!」と言っていました。

最近観たドラマの台詞なんですが、確かに運命の人を探すよりも、運命の人にしていくという考え方のほうがしっくりきます。

人を好きになるってどういうこと?

ドイツの心理学者であるエーリッヒ・フロムは、数々の名言を残しているのですが、たとえばこんなことを言っています。

誰かを愛するとはたんなる激しい感情ではない。それは決意であり決断であり、約束である。もし愛が感情に過ぎないのなら「あなたを永遠に愛します」という約束には何の根拠もないということになる

付き合い始めから決意・決断・約束を固く誓うことはなかなかできませんが、関係を築いていく中で育てていく事はできます。

感情はずっと続くものではありませんが、覚悟は時間をかけていけば大きく育っていくものなのです。

まとめ:付き合う理由にこだわらない

いくら自問自答しても分からない問題に、心をすり減らさないでください。

付き合う理由はあってもいいし、なくてもいいのです。

自分の頭の中で理由を探すよりも、何となく直感でいいなと思った人と何となくお付き合いをスタートさせて、2人で色んな課題を乗り越えていくほうがずっと中身のある日々を送れます。

それに、付き合う理由よりも、付き合いを続ける理由のほうがずっと深い意味を持ちます。

付き合うきっかけが欲しいなら「一日でも長く恋愛関係を続けるぞ!」という目標設定をしてみてはどうでしょうか。

付き合う方法やノウハウを知るよりも、小さな勇気の積み重ねがあなたの望む場所へ連れていってくれるでしょう。


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