嫉妬は恋を自滅させる?恋人への嫉妬心を抑える12つの方法
いくら善人であっても、人間である以上“嫉妬心”というものはどこかにあるものです。
特に多いのが、恋人への嫉妬。
恋人への距離が近くなれば近くなるほど、心配事も増え、彼の身近な人に嫉妬してしまう……という経験がある方も少なくないと思います。
嫉妬をしたっていいことなんかない。わかっているはずなのに、ついつい心のどこかで嫉妬をしてしまう……。そう悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
嫉妬心というものは大きくなればなるほど、恋を自滅させる要素になってしまいます。
せっかくうまくいっていた恋愛なのに嫉妬のせいで崩れてしまうこともしばしば……。
嫉妬をせずにうまく恋愛をしていく方法はないのでしょうか?
今回は、「恋人への嫉妬心を抑える12つの方法」を紹介していきます。
そもそも“嫉妬”の感情は、どこから湧き出てくるのか?
“嫉妬”というものは、自分自身の感情ではありません。
自分以外の誰かから影響を受けて感じてしまう感情です。
人は嫉妬をすると、誰かと自分を比べ、その誰かに負けてしまったような感情になり敗北感でいっぱいになります。
知らず知らずのうちに心の中で誰かと競争をして、勝手に“負けた”と思い込み嫉妬をしてしまうのです。
嫉妬心=競争意識 と考えて良いでしょう。
特に嫉妬心の強い人は、“愛されたい”という自分への執着がとても強いのが特徴です。今世の中で言われている“
メンヘラ”に当てはまっていると言えるでしょう。
嫉妬心というものは、「したくない」と思っても知らず知らずのうちにしてしまっているもの。
だからこそ、考え方を変えて自分の心と上手に向き合っていく必要があるのです。
女性が嫉妬するありがちなタイミング5つ
女性は恋人に対して、大体ありがちなタイミングで嫉妬をしています。
まずは自分がどんなタイミングで恋人に嫉妬をしているのかを自覚してみましょう。
①好きな人が自分以外の女性と話をしているのを目撃したとき
好きな人が職場の同僚なのか上司なのか、よく遊ぶ同級生なのか……関係性によって異なりますが、自分以外の女性と話をしているのを目撃した時は嫉妬をしてしまいますよね。
彼が楽しそうな絵顔を他の女性に向けていると、余計に嫉妬心が芽生えてきてしまいます。
②好きな人が自分以外の女性を褒めているとき
テレビに出ていた女優を褒めていた、街でタイプの女性を見ていた、自分の友達のことを褒めていた……。
やはり好きな人が自分以外の女性を褒めているのを見ると嫉妬してしまいますよね。
他の人じゃなくて私のこをも見て欲しい、褒めて欲しいという気持ちが大きくなってしまいます。
③好きな人が自分以外の女性と遊びにいってしまったとき
好きな人なのか彼氏なのかによって嫉妬の大きさが異なりますが、自分以外の女性と遊ぶ計画を立てていたり、他の女性とご飯に行っていたと後から知ってしまったりしたときはどうしても嫉妬をしてしまうものです。
特にお酒の席だとその後が気になってモヤモヤしてしまいますよね。
④好きな人が元カノの話をしているとき
女性にとって好きな人や彼氏の元カノというのは、とても憎たらしい存在です。
特に自分から聞いてもいないのに彼自身から元カノの話を聞かされると、大きく嫉妬をしてしまいますよね。
聞きたいけど聞きたくない、そんな感情になるのも仕方がないことです。
⑤幸せそうなカップルを見たとき
幸せそうなカップルを見たときに「ほっこりするなぁ」と思えるのは、自分自身がうまく行っているときだけです。
特に自分が恋愛でうまくいっていないときに、友人が彼氏と幸せそうにしていたり、道端で幸せそうなカップルを目撃したりすると、どうしても嫉妬をしてしまいますよね。
嫉妬心が大きい女性には男性もうんざり?
相手に嫌われてしまうかもしれないとわかっていてもしてしまうのが“嫉妬”というもの。
実際に、よく嫉妬する女性は男性もうんざりしてしまうものなのでしょうか?
マイナビウーマンで行われたアンケートでは、「嫉妬する女性は好きですか?嫌いですか?」という質問に対して、「好き」と答えた男性が50%、「嫌い」ど答えた男性が50%で、半分に分かれる結果となりました。
しかし、「好き」と答えた男性の意見を聞いてみると、『少しくらいの嫉妬なら可愛いと思える』、『軽い嫉妬ならいいけど、本当に困らせようとしてくるような人は無理』という意見が多く寄せられたのです。
つまり、嫉妬する女性を「好き」と答えた男性も、“重い嫉妬は苦手”だということ。
あまりにも重すぎる嫉妬だと今後の関係を改めるという意見も多く寄せられました。
男性とうまく恋愛をしていくには、過度な嫉妬は控えた方がよさそうですね。
恋人への嫉妬心を抑える12つの方法
知らず知らずのうちに恋人へ嫉妬をしてしまったどきは、どのようにして気持ちを抑えればいいのでしょうか?
下記に、「恋人への嫉妬心を抑える12つの方法」を紹介していきます。
①相手を信頼する
嫉妬にもいろいろな種類がありますが、多くは相手に対する信頼がないことが原因になっています。
「彼が浮気したらどうしよう……」「彼は本当は私のことが好きじゃないのかもしれない……」そんな心配があるからこそ、嫉妬してしまうのです。
確かに無条件で相手を信用するのは難しいもの。
しかし、彼と交際をしているのは間違いなくあなたで、どの女性より優先されているのはあなたなのです。
つまり、彼のことを信頼する価値はあるということ。
あなたが彼を信頼すれば、彼も同じようにあなたを信頼してくれる。恋愛はギブアンドテイクです。まずは彼のことを信頼して、もっと絆を深めていきましょう。
②自分自身に自信を持つ
冒頭では、嫉妬心=競争意識というのを説明しました。
誰かに“負けた”ことで嫉妬心が芽生えてしまうのは、自分自身に自信がないからとも捉えられます。
仮に自分に自信があるような人は、他人に対して劣等感を持つことがないので嫉妬するという感情もありません。
自分自身に自信がないからこそ、「彼に裏切られるかもしれない」という不安感が大きくなってしまうのです。
まず、そんな心配をする必要はありません。あなたが彼と交際しているという事実がそこにあるからです。
自分の中の基準で自信を失ってはいけません。相手があなたを選び、交際をしているという事実があるのですから、相手の基準で自信を持ちましょう。
また、ポジティブになって自分の良いところを探してみるのもひとつの手です。
料理上手、優しい、彼のことを一番愛している、気遣いができる、おしゃれ……なんでもいいです。自分の良いところや好きなところをひとつでも見つけることができれば、自分に自信がつくはずです。
③相手と少し距離を置く
嫉妬は、独占欲から来ることもあります。
『彼は私のもの』だとずっと頭の中で考えているから、その中に他人が入ってくると嫉妬をしてしまうのです。
日常生活を送っていく中で、彼のことばかり考えていないでしょうか?
少なからず、あなたの人生は彼だけで構成されているわけではありません。
もし彼のことで頭がいっぱいになり嫉妬心が大きくなってしまうのなら、少し相手から距離を置いてみることをおすすめします。
距離を置くというよりかは、自分自身の視野を広げる、というのが正しいかもしれません。
彼以外に夢中になれる趣味や興味を見つけて、彼がいない時間も一人で楽しめるような工夫をしてみましょう。
心に大きな余裕ができて、次第に嫉妬する機会も減っていくはずです。
④本当の愛を知る
恋人に対してたくさん嫉妬をしてしまうのならば、あなたは“本当の愛”を知らないのかもしれません。
嫉妬というものは、本当の愛ではありません。
『私だけを見て欲しい』『私のことだけ考えて欲しい』という自己中心的な感情が形になったものが嫉妬です。
これって、自分のことしか考えていないですよね。
愛というのは、自分がどれだけ相手を愛していて、どれだけの愛情を注ぐことができるのか……これに尽きます。
相手が自分へ注ぐ愛を義務付けるのは、本当の愛ではありません。
自分が深い愛を相手へ注げば、自然と相手も同じくらいの愛を持ってくれます。
愛は強制するものではありません。
本当の愛の意味を知って、相手と平等な気持ちで過ごしましょう。
⑤自分という軸をしっかり持つ
人は過去の経験を忘れることができずに、嫉妬をしてしまうことがあります。
例えばよくあるのが、幼少期に両親から兄弟や友人と比較された経験がある人です。比較されたことが自分の中で基準になり、嫉妬を引き起こしてしまいます。
このような経験があるからこそ、心のどこかで他人と自分を比べてしまうんですね。
誰とも比較されず、あなた自身の良いところを褒めてくれるような両親に育てられた人は、嫉妬をすること自体あまりありません。
自分が嫉妬深いという人は、そのような経験が今までにあったかを思い出してみましょう。
ひとつ言えることは、両親と恋人は違うということです。
あなたの両親が自分と他人を比較したからといって、恋人までもがそうであるとは限りません。
他人とは比べないように、しっかり自分を持つことで嫉妬という感情から離れられることができますよ。
⑥嫉妬している自分を認める
感情というものは怖いもので、抑えると余計に暴れだしてしまう特徴があります。
嫉妬もそうです。本当は心の中で嫉妬をしているのに『私は嫉妬なんかしていない』と思うと、余計に大きな嫉妬心が芽生えてきてしまいます。
そうならないためにも、まずは嫉妬している自分をしっかり認めましょう。
認めて、『こんなことで嫉妬してしまう私、かわいいんだな』と思って良いのです。
そのあとは、自分の中の嫉妬の先にある願望を知り、その願望を叶える対応を考えてみましょう。
いったん落ち着いて嫉妬をしている自分を認めることで、気持ちが落ち着くことがありますよ。
⑦相手の性格や心理を知る
嫉妬を抑えるためには、相手の性格や心理を知って理解してあげることも大切です。
例えばデート中に街中で彼がとても美人な女性に見とれていたとしましょう。これは男性の本能ですから、仕方がないと思うのです。
男性は女性の気持ちを察することが苦手な生き物なので、平気で知らない女性を指さし『あの人綺麗じゃない?』と言ってしまうかも知れません。でも、それは決して悪気ではないのです。
妥協と言ってしまえばそうなりますが、男性心理を知ることで『仕方がない』と思えるようになり、嫉妬する気持ちも抑えることができますよ。
⑧自分の気持ちを相手に隠さず伝える
上記でも少し記載しましたが、男性は女性の気持ちを察するのがとても苦手な生き物です。
女性は相手の気持ちを考えて気を遣える人が多いですが、男性はとにかく人の気持ちを考えるのが苦手です。(一概に全員がそうであるとは言い切れませんが……)
だからこそ、ちゃんと言葉にして伝えてあげるべきなのです。
例えば、彼がテレビに出ていた女優を可愛いとべた褒めしているのが嫌だったとき。そんな時は、黙って怒るのではなく『私も○○君に可愛いって思われたいの』『女優さんだけじゃなくて私のこともちゃんと見て』と伝えましょう。
言い方も気を遣ってください。怒りっぽく言うのではなく、少し可愛げを残して言うのです。
これだけで男性はあなたのことを可愛いと思ってくれるもの。
後は、彼のことを“好き”だという気持ちも普段から素直に言葉にすると良いですよ。
気持ちを上手に伝えることが、嫉妬心とうまく付き合うためのコツになることもあるのです。
⑨相手の周りの人の悪口を言わない
もし、彼があなた以外の人を褒めていて嫉妬してしまったとしましょう。
このときにその人の悪口を言うのはNGです。悪いところを言って自分の方が上だと理解したい気持ちもわかりますが、他人の悪口を言うとあなたの評価が落ちるだけです。
一度は共感をしてあげて、そのあとに自分の気持ちを伝えましょう。
例えば、『分かる、○○さんってすごいよね。でもたまには私のことも褒めてよ~』なんていうのが上手なスキンシップの取り方です。
⑩競争をやめる
子供のころ、「うちはうち、よそはよそ」という言葉を親から言われたことがあるという方は多いと思います。
実はコレ、良く考えてみると良い言葉なんです。
自分は自分で、他人は他人だからです。自分と他人を比べる必要は全くありません。
仕事でもプライベートでも、いつも“勝った、負けた”と競争を意識していると、楽しいことも苦痛に感じてしまいます。
根本的な競争意識を自分の中から打ち消しましょう。
そうすることで、恋人に対して嫉妬する気持ちも落ち着くはずです。
⑪嫉妬が生み出すものが何かを知る
嫉妬をすることで、自分の感情がどうなるのかを考えてみましょう。
嫉妬をしても良いことなんてありません。嫉妬をすることで問題が解決するわけでもありませんし、苦しみとやりきれなさが残るだけです。
嫉妬をする時間があるのなら、彼と旅行を計画したり、彼との思い出を振り返ってみたり、楽しいことを考える方がよっぽどいいですよ。
⑫相手に依存をしない
恋愛をすれば女性は綺麗になり、男性は魅力的になると言われています。
しかし、あまりにも恋愛に夢中になりすぎて相手に依存してしまうと、嫉妬の感情が大きくなり良い恋愛がガラッと悪い恋愛に変わってしまうことがあるのです。
自分の心にポッカリ穴が開いたとき、恋人の存在で誤魔化せることもありますが、実際に埋めることができるのは自分自身です。
相手に依存しすぎず、自分一人だけでも生きていけるようになりましょう。
まとめ
今回は、「恋人への嫉妬心を抑える12つの方法」紹介していきました。
まずは、自分の嫉妬の原因を突き止めること。そして、嫉妬をしている自分を認め、考え方を徐々に変えていきましょう。
嫉妬をしても良いことはありません。嫉妬をする時間を少しでも有意義なものに変えて、恋人とうまく付き合っていってくださいね。
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