いい人とは言われるけどモテない。そんな男性が心掛けるべきこと
「いい人」とはよく言われるものの、決してモテるわけじゃない。
むしろモテない。
そんな悩みを抱えている男性もいるのではないでしょうか。
モテない男性の「モテない理由」もまた、人それぞれです。
「いい人」と言われるということは決して女性に悪い印象を与えている訳ではありません。
いわば「モテるまであと一歩」です。
ではその「あと一歩」をどのように踏み出すと良いのか。
探ってみるとしましょう。
目次
いい人=無難。これを覚えておきましょう
いい人だと言われて嬉しい気持ちになる男性は、残念ながらモテないでしょう。
モテる男性は「いい人」だと言われても何もメリットがないことを分かっています。
むしろ「いい人」など、無難、あるいは都合の良い男だと思われていると分かっています。
そうです、女性にとって「いい人」とはまさにその通りの、都合の良い男でしかないのです。
しかし、それが分かっていない男性は「いい人」と言われて嬉しい気持ちになるので、そんな女性に悪く思われないようにとますます「いい人」を守ろうとします。
残念ながらこれではいつまで経ってもモテません。
むしろそのまま女性にとって「都合の良い男」で居続けるだけです。
モテないままで終わるか、それともそこから一歩踏み出してモテるようになるかは、「いい人」の殻を破れるのかどうかにかかっていると言っても過言ではありません。
なぜ「いい人」と思われるのか
「いい人」は女性にとって「無難」「都合が良い」です。
「いい人」と呼ばれることを露骨に嫌がるモテる男性がいるのは、言葉の本当の意味を理解しているからです。
ではなぜ「いい人」と呼ばれるのか。
それは相手を甘やかしているからです。
何をしても怒らない。
注意もしなければ言うことを聞いてあげてばかり。モテな男性は、「優しさ」だと思ってそのような行動を取っていることでしょう。
ですがこれは優しさではなく甘やかしているだけです。
そして、女性としてはその「ぬるま湯な甘やかされ方」は何よりも都合が良いのです。何をしても怒られないし、かといって別にあれこれ言われることもない。
そうです、「いい人」とは女性にとって「ぬるま湯」です。
更に、女性としても「いい人」と言っておけば大丈夫だろうとの思いもあります。悪い言い方になってしまいますが、「いい人」と呼ばれるのは「なめられている」と思って良いでしょう。
残念ながらこれではいつまで経ってもモテる男にはなれません。
「いい人」でいることに甘んじるのではなく、「いい人」から一歩抜け出さなければモテない男のままです。
「いい人」から一歩踏み出すためには
「いい人」から一方踏み出すためには女性相手に対してなぁなぁになるのではなく、しっかりと自分を持つことです。
モテない男性の多くは、きっと女性に対して甘やかしていることが多いでしょう。
嫌われたくないという気持ちから、相手を怒らせないようにと考えてしまうのはある意味では優しさかもしれません。
しかし、同時に弱さでもあります。
嫌われたくないからこその行動である以上、残念ながら相手に優しいのではなく、自分に優しいだけです。
この状況を打破するためには言いたいことは言うべきです。
相手に多少都合の悪いことになってしまうとしても、言うべきことは言うべきです。
モテない男性にとっては少々ハードルが高いかもしれません。
しかし、言うべきことを言って嫌われるような相手に「いい人」と思われているのが良いのでしょうか?ダメなものはダメ。無理なものは無理。
このようなシンプルな意思表示だけでも「いい人」の看板をたたむことができます。
モテる男性はこの点がとても上手です。
決してただ都合の良い男になるのではなく、自己主張も忘れません。
もちろん自己主張の方法もピンキリですが、相手の言いなりになっているようではどれだけ魅力のある男性でも次第に「いい人」「都合の良い男」になると覚えておきましょう。
都合の良い男にならないための「NO」が大切
都合の良い男になりたい男なんてめったにいないでしょう。
それでも気付けば都合の良い男になっている男性は多いです。
特にモテない男性に多いのは、女性相手に「NO」を言えないからです。
もしもですが、自分の立場で考えて下さい。
何を頼んでも「OK」「大丈夫だよ」と言ってくれる女性がいたら、そのような相手に対しては次第に「自分より下」のような気持ちになってしまうのではないでしょうか。
優しい男性であれば「いつも悪いな」と思うかもしれません。
しかしそのようなシチュエーションがあまりにも当たり前のものになると、ふとした時に相手の女性を思い浮かべてしまうのではないでしょうか。
これは女性も同じです。
いつも自分の言うことを聞いてくれる相手がいたら、当初は「悪いな」と思っていても次第に「この人とはこの関係でいい」と思うようになっていくものです。
だからこそ、女性相手に「NO」が大切です。
一度でも「NO」を突き付けることで「いつもYESを言う訳じゃない」と相手にアピールできます。
つまり、「いい人」と言われる原因は自分にもあるのです。
相手の女性が嫌な性格をしているのではなく、相手の女性を嫌な性格にさせてしまっているのは自分自身がしっかりと「NO」という意思表示をしないからです。
モテない男性の場合、嫌われたくない気持ちがどうしても強いので「NO」の意思表示ができないことでしょう。
しかし、それこそさらにモテなくなる悪循環でしかありません。
いつも都合の良いことばかりしているのです。相手から「都合の良い男」と思われるのも当たり前です。
「いい人」を抜け出すための「NO」は明るく
「NO」を突き付けることは大切ですが、モテない男性の場合ここで少し失敗をしてしまいます。
「NO」を突き付けることはとても大切なのですが、そこに怒りを含める必要はありません。
ついついそれまでの怒りが爆発して、「前から思っていたけど調子に乗るなよ!」な「NO」を突き付けてしまえば、当然ですがそこで人間関係そのものが終わってしまうことでしょう。
そのような相手とは関係が終わっても良いとの考えもあるかもしれません。
結果、怒りがこみあげてきての「NO」になってしまいますが、モテる男性はいくら内心であれこれ思っているとしても、軽いテイストで「NO」を伝えます。
「今忙しいんだよね」「本当はしてあげたいんだけど、ちょっとその日は前から入っていた用事が」といったように、あくまでも「ちょっと難しい」くらいの軽いニュアンスです。
この場合、次の可能性を消すわけではありませんし、かといって怒りを伝えることもありません。
その一方で、「いつも思い通りになる訳じゃないよ」との意思表示もできます。
モテない男性はまずはこの「軽いNO」を覚えましょう。
「いい人」を抜け出すためには八方美人を辞めるべき
「いい人」と思われる男性は、得てして八方美人です。
誰にでもいい顔をしたいという意識よりも、断り方が下手なため、気付受けば相手の要求を呑んでいるのです。
そのため、気付けば周囲から「いい人」と思われてしまうのです。
確かに嫌われるよりは好かれた方が良いとの考えもありですが、残念ながら「好かれている」のではなく「なめられている」が正しいでしょう。
「いい人」を抜け出すためには、まずは「断り方」を覚えて八方美人から抜け出すことです。
モテる男性は笑顔が多いものの、決して誰にでも良い顔をしているわけではありません。
時には相手に「NO」を突き付けることもありますが、NOの伝え方がとても上手なので、人間関係を崩しません。
しかしモテない男性は断り方が下手なので、どう断ればよいのか分からないからこそ結果的に「YES」になり、それが続いて都合の良い男への道を自ら歩むことになってしまうのです。
つまり、モテない男性はまずは「上手な断り方」を覚えることで、「いい人」を脱却することができるのです。
上手な断り方の極意とは?
女性からの頼みを上手く断るための方法として、言葉だけに頼らない点です。
メールやLINEで何かを頼まれた場合、言葉だけで表現しなければなりませんが、その際にも絵文字や顔文字をつけるなど工夫するのは当然です。
また、この際に代替案を出すのは実は控えた方が良いです。
「その日は無理だけど他の日ならできるよ」は、一見よい方法かもしれません。
しかし、相手にとってはこの返事では「NO」を突き付けられているとは思っていません。
むしろ「タイミングが合わないだけで本当は私と一緒にいたい」くらいに思われてしまうことでしょう。
「その日は無理なんだよね、ごめんね!また声かけてよ!」と、声をかけてもらいたいけど、でも具体的な日時まではというスタンスの断り方が良いでしょう。
また、顔を合わせての場合であればしかめっ面で断るのではなく、愛嬌良く断るようにしましょう。
そこで真剣な顔をして「役に立ちたいけどごめんなさい」と重く謝ると相手はただ面倒なだけにしか感じません。
モテない男性は得てして愛嬌が悪いです。
モテる男性は笑顔が多いので言葉は厳しいけど顔が笑っているから許せることも多々あります。
しかしモテない男性の場合、愛嬌がないので言葉以上に冷たい印象を与えてしまいます。
特に相手に対して悪いなと思っているとついつい「マジモード」になってしまいがちですが、あまり深く考えないくらいで丁度良いでしょう。
相手に合わせ過ぎないことも大切
「NO」の伝え方も大切ですが、相手に合わせ過ぎないこともまた、「いい人」と思われないための方法です。
相手に合わせすぎると、相手はどうしても「都合の良い人」と思ってしまうものです。
例えばデートの際にも「いつでも良いよ」「そっちの都合に合わせるよ」は、優しさだと思うかもしれません。
しかし、女性からすると「いつでも良い相手」になってしまいます。
分かりやすくスーパーの商品で説明しましょう。
スーパーの商品でいつも売れ残っているものとすぐ売り切れてしまうもの。
人間心理としてどちらが欲しくなるでしょうか?
いつも売れ残っているものでも、本当に好きなものであれば良いでしょう。
しかし、どちらに対してもそこまでの思い入れがない場合、やはりすぐに売り切れているものに対して興味を抱くのではないでしょうか?
デートでも同じです。
いつも忙しい人といつでも良いよと言ってくれる人。
決して男性側が計算している訳ではないとしても、やはり女性としては「いつも売れ残っているもの」よりも「いつも売り切れているものが残っている」ものに興味を示すものです。
「いい人」を抜け出して自分を確立してみよう
「いい人」とは思われているけどモテないと嘆いている男性は、まずは「いい人」から抜け出すことを考えてみましょう。
決して難しいことではありません。
むしろ自分の気持ち次第です。
「いい人」という言葉は相手の女性にとって都合の良いものを意味していますが、言われた側も悪い響きではないため、ついつい「いい人」に安住しようとしてしまうものです。
特にモテない男性の場合、「いい人」という言葉の響きをポジティブに捉えてしまいますので尚更「いい人」であろうとしてしまうものです。
しかしそれではいつまで経っても「都合の良い男」でしかありません。モテる男とは決して都合の良い男ではありません。
むしろ女の子から「ゲットしたい」と思われる男です。
自ら「ゲットして下さい」と言わんばかりの男よりも、なかなかゲットできないような男性に心を奪われるのが女性です。
つまり「いい人」で居続けても特にメリットはありません。
むしろ周囲から「情けない」と思われる可能性もあると覚えておきましょう。
まとめ
「いい人」という言葉はモテない男性とモテる男性で全く解釈が異なります。
だからこそ、モテない男性は「いい人」であろうとする一方、モテる男性は「いい人」という言葉を忌避するかのように拒否するものです。
言葉だけ拒否すればモテるということではなく、「いい人」という言葉の本当の意味を理解した時、モテる男の一歩目を踏み出したと言っても過言ではないだけに、まずは「いい人」から卒業し、自分自身を持つよう心掛けると良いでしょう。
誰にでも良い顔をしているような男を彼氏にしたいなと思う女の子は、残念ながらいません。
そのためにも、まずは「上手な断り方」から覚えましょう。
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