モテる男に学ぶ、モテない男が身に着けるべき会話術
モテる男とモテない男の差。それは「会話術」にあると言っても決して過言ではありません。
モテる男の話術とモテない男の話術。男性が聞いても違いは分からないかもしれませんが、女性が聞くとまったく違うものです。
だからこそモテるかモテないかの分岐点でもあるのです。
考えてみて下さい。そこまでイケメンではない男性が美女を連れているケースもあれば、決して格好良いとは言えない友人が途切れることなく恋人がいる…。その違いは話術にあるのです。
つまり、モテない男性は話術がダメなのです。
そこでモテる男性とモテない男性との違いをいくつか挙げてみるとしましょう。
自分の話をしない
これに尽きるでしょう。
モテる男性は自分の話をしません。
モテない男性からすると「?」と思うでしょう。
ですがモテる男性は本当に自分の話はしません。
女の子の話に対して的確な相槌を打っているだけで、自分が何をしたとか、この前どこどこに行ったといった話はしないのです。
モテない男性は「会話で女性を楽しませる」と聞いた時、「自分で面白いことを喋って笑わせよう」と考えるでしょう。
そもそもこれが間違いです。
女性は話を聞くよりも喋ってる方が楽しいのです。
つまり、喋っていれば「楽しい時間」だと感じてくれるのです。
モテる男性はこの女性心理をよく分かっていますので、女性に喋らせるのです。
「そうなの?」「本当に?」「大変じゃん」と、相手に喋らせることを意識するのです。
つまり、モテる男性は「相槌が上手」なのです。
いくら女性が話すのが好きではあっても相手が聞く気が無かったり、本当に聞いているのかよく分からない態度では話をしていても楽しい気持ちにはならないでしょう。
ですがモテる男性は女性をのせるのが上手です。
女性がついつい喋りたくなるような相槌を使いますので、女性も「もっと喋っていいんだ」という気持ちになるのです。
喋りたいことを喋って楽しい気持ちになれば女性は「この人と一緒だと楽しい」になります。
そして興味を持ってもらえたら男性のことについても聞いてくるでしょう。
自分語りをするのはそこです。
モテない男性の場合、初めから自分の話をしようとするので女性から「つまらない」になるのです。
女性にとって興味のない男の話ほど退屈なものはないのです。
結果を求める会話もNG
これもまた、モテない男性によくある話です。
おそらくこれだけ聞いてもモテない男性は自覚症状がないでしょう。
例えば女性との会話の際、「で、結局何が言いたいの?」「結論は?」と思う男性もいるのではないでしょうか。
おそらくモテる男性でも内心ではこれは感じているのですが、口には出しません。
「そうなんだね」「大変じゃん」といったように、あくまでも相槌に徹する。
一方モテない男性の場合「だから何が言いたいの?」「そんなの俺に言ったって仕方ないじゃん」といったように、会話に対して結論を求めようとするのです。これはモテない男性の典型例です。
女性は会話の一つ一つに意味を求めていません。
喫茶店で数時間も会話出来るのは、会話そのものを楽しんでいるからであって、結論を導こうと思っている訳ではないからです。
一方モテない男性は結論を求めますので、女性がダラダラ喋っていることに対してイライラしたり、結論をせかしたり。
これでは残念ながらモテないのは当たり前なのです。
何かと会話に答えを求めるのが男の性であり、答えではなく会話そのものを楽しみたいのが女性なのです。
モテない男性がイライラしてしまうのもある意味では自然なことなのですが、モテる男性はそこでイライラしません。
「女性はこうやって話そのものを楽しんでいる」と分かっていますので、結論を出そうとしないのです。
この点はモテない男性が何よりも改善すべき部分です。
「だから」という言葉を使うのもNG
モテない男性が無意識でよく使う言葉であるとともに、モテる男性が使わない言葉です。
「だから言ったじゃん」「だからさっきからそう言ってるじゃん」といったように使われるこの「だから」という言葉。
モテない男性はなぜこの言葉を使うとモテないのか分からないでしょう。
ですがモテる男性はこの言葉の意味を良く理解しています。
だからという言葉。
これはいわば選択を責めていることになります。
いわば「違う答えの方が良かったじゃん」という意味合いも含まれていますので、基本的に「だから」という言葉は女の子を責める言葉なのです。
先の話と通ずる部分もあるのですが、男性はどうしても結論ありきで話を進めますので間違いに対して詰問します。
「だから言ってるじゃん」といったように、女性の選択そのものを問い詰める。
自分自身は満足でしょう。
なぜなら「おれは間違いじゃな」という主張になるからです。
一方、言われた女性からすれば間違っているとはいえ「そこまで言わなくても良い」と思うでしょう。
過ぎた事などどれだけ責められても事実は変えられません。
心を込めて謝ったところで事実は変わりません。
変わるのは男性の気分だけです。
つまり、「だから」と発する男性は基本的に自分本位なのです。
女性は深層心理でこの事実に気付いていますし、モテる男性は理屈として理解しているだけに、女性にたいして「だから」という言葉は使いません。
使っているのはモテない男性だけなのです。
目を見て話しましょう
相手の目を見て話さないモテない男性はとても多いです。
相手と目を合わせず、常に伏目がち。
あるいは女の子が自分を見ていないなと思った時だけ視線を上に移す。
恥ずかしいのかもしれませんが、これでは相手に良い印象を与えません。逆に考えてみて下さい。
自分と話す時、絶対に目を合わせないでつねに伏目がちに喋る女性がいたとします。
物凄く好みであれば「ちゃんと目を見てよ」と好意的に解釈出来るかもしれませんが、一般的には「なんか気持ち悪い」と感じてしまうのではないでしょうか。
目を見ることでお互いの信頼感に繋がります。
例えばドライブや映画館など、普通に接しているだけでは向き合わないので目を見る必要がないケースとなれば話は別ですが、飲食店に入って向き合って座った時や、飲み会等で大勢いるのに目を合わせない。これでは残念ながらモテません。
ですがこれも二つのパターンがあります。
それは自覚しているか、あるいは無自覚かです。
自覚している場合、無自覚の場合、コンプレックス等があるのでしょう。
この場合、自分に自信を持たない限りなかなか買われません。
ですが自覚がある場合、勘違いが入っている可能性が高いです。
「わざと目を合わせない」と考え、興味を持ってもらうと考えている男性もいるのですが、残念ながら気持ち悪いと思われるだけです。
漫画やアニメの女の子であれば目を合わせてもらおうと可愛く努力してくれるかもしれませんが、現実にはそのような女性はいません。
気持ち悪いと思われるのがオチなので控えましょう。
突っ込みを入れよう
モテる男性は女性の会話に対して突っ込みを入れられます。
お笑い芸人のように的確にという訳ではありませんが、突っ込みを入れることによって女の子は「ちゃんと会話を聞いてくれている」と感じますし、更には弄られているとも感じるでしょう。
女性は弄るよりも弄られる方が好きなので会話の中での突っ込みは大きな武器になるのですが、モテない男性の場合、むしろ自分が突っ込んでもらおうとしてしまいがちです。
やはり人間誰しも構ってもらいたいと思っていますので、構われたいと思っている人間にとっては突っ込むよりも突っ込まれる方が楽しいものです。
つまり、これは裏を返せば女性との会話でボケて突っ込まれようとするよりも、女性のボケを見逃さない、あるいは軽い突っ込みで会話にリズムを付けることを意識すべきです。
少々ハードルが高いかもしれません。
また、「突っ込み」と聞くとお笑い芸人のように軽妙にと勘違いするモテない男性も多いのですが「それって?」といったように、軽い疑問でも良いのです。
楽しい気持ちになるだけではなく、女性に「ちゃんと話を聞いていますよ」という印象を与えることになります。
自分の話に興味を持ってくれていると分かれば、女性にとってこれ以上ない好印象となります。
ゆっくり話す
モテない男性はやたらと早口なケースが多いです。
呂律が回っていないかのような妙な早口のおかげで聞き取れないケースも良く見られるのですが、当たり前ですが早口に喋ったところで相手が聞き取れなければ意味はありません。
また、早口だと相手が気を使ってしまいます。
それもそのはず、気を使わなければ聞き取れないのです。
つまりは早口は二つの悪が潜んでいるのです。
相手に気を使わせるだけではなく、気を使わせることによって相手の話す時間を潰している点。
自覚がない人もいれば、自覚はあるものの、ついつい早口になってしまうモテない男性もいるでしょう。
なぜ早口になるのかといえば、自己主張です。
とにかく自分が喋りたいことを少しでも相手に伝えたいとの気持ちから早口になるのですが、モテる男性はゆったりと話します。
ゆっくりと余裕をもって話しますので相手も聞きやすいのです。
「なんて言ったの?」なんて言わせるようではモテませんし、そもそも好意がなければ早口の男性に対して「聞くのが面倒」になるでしょう。
つまり、早口は自分からチャンスを潰していることになるのです。
女性の前で緊張するので早口になってしまう男性もいるようですが、印象が悪いので辞めましょう。
むしろ女性から「この人モテないんだろうな」と思われるのがオチです。
スマートフォンを見ない
会話の最中、ついついスマートフォンが気になってみてしまうのは現代人であれば仕方ないかもしれませんが、モテる男性は女性と会話をしている時にはスマートフォンは見ません。
見ないことによって「今は貴方が一番大切です」とのアピールにもなりますが、モテない男性はスマートフォンをついつい見てしまうものです。
喋っている女性とすれば「私と居ても退屈なのかな」と思うでしょう。
「そんなに気になるなら私といる必要ない」とも感じさせてしまうでしょう。
モテない男性は自分のスマートフォンが鳴った方が友達が多い、用事が多い人だとアピール出来ると考えがちなのですが、女性にとってはスマートフォンが鳴ることなど当たり前で何のアピールにもなりません。
むしろ女性が話しているのにスマートフォンばかりを気にしていたら印象は悪いでしょう。
これも逆の立場で考えればすぐに分かるはずです。
自分が喋っているのにスマートフォンばかり気にする女の子に好印象を抱くでしょうか?
女性と一緒に居る時は余程重要な用事以外は反応しない方が良いのです。
つまらなくても笑おう
これも大切です。
モテない男性は会話に対してどうしても真実を追求してしまいます。
先の項でもお話したように真実の追求はもちろんですが、更には面白い話題でなければ笑おうともしませんが、これでは喋っている女性は楽しい気持ちにはなりません。
モテる男性は多少つまらない話ではあっても笑ってくれます。
笑うと女性としても「相手も楽しんでくれている」との気持ちを持てますので楽しい気持ちになりやすいですし、会話にもキレが出てきます。
結果、より会話を引き出すことが出来るのですが、モテない男性は面白い時にしか笑いませんので女性としても「喋っていてもつまらない人」と感じてしまうのです。
笑顔は相手に対して警戒心を薄めてくれますし、相手も楽しい気持ちにもなります。
逆の立場で考えてみて下さい。
自分の言葉で笑ってくれる相手と全然笑ってくれない相手。
どちらと一緒に居る方が楽しいのかなど言うまでもないでしょう。
男女間も同じです。
つまらない話題であっても笑ってあげることによって女の子の印象は大きく変わります。
モテる男性はよく笑ってくれますが、注意点としては笑い所ではない所で笑うと逆効果になってしまいます。
女の子としても会話の中で「ここは笑って欲しい所」だと思っている部分があるので見逃さないよう笑ってあげましょう。
モテる男はそれが出来るのです。
モテない男性にとってはこれらは無意識の中で行っている部分もあるのではないでしょうか。
これらを改善するだけでも一緒にいる女性の印象を大きく変えることが出来ますし、何よりすぐにでも実践出来ることばかりですので試してみましょう。
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