「好きな人を選べない…」恋多き女性が幸せになれない理由４個

Tweet

好きな人ができる、それ自体は素敵なことです。ただ、好きな人が２人以上ともなると話は別ですよね。

選べないことを良しとする男性は少数派ですから、好きな人があなたの考えに耳を貸すとは思えませんし、隠してお付き合いができたとしても、いつか綻びが出てしまうでしょう。

好きな人を選べないという経験が１回ではないのなら、そのことが自分自身の人生にどんな影響を与えるのか知るべきです。すでに選べないことで苦しい思いをしてきたでしょうが、改めてその問題と向き合っていきましょう。

ここでは、選べない恋多き女性が幸せになれない理由についてお話します。

理由①付き合いが長く続かないから

長く続かないということは、結婚は考えられないということです。

恋愛が続かない人は結婚できない！１年以内に別れてしまうのはナゼ？

たとえば、彼氏がいるのに、何かのきっかけに別の男性に目移りして、どちらが好きか分からなくなる、というのを繰り返してしまったら…。二股や浮気に発展しなくても、お付き合いを続けていくのは難しいです。相手を信じられないというか、自分自身を信じることができませんから。

選べない人はなぜ長続きしないの？

好きな人を選べないのだから、そりゃ長続きするわけがないよね…で、この問題を終わらせているのなら、改めて「選べない人はなぜ長続きしないのか？」考えてみましょう。

浮気や二股のリスクが高くなるから…とか、すぐに気持ちが冷めてしまうからなど、いくつか思い浮かびますが、「問題を解決する力がない」という点は特に見逃せません。

彼氏と喧嘩したらどう乗り越える？

あなたは、彼氏と上手くいかない時期に限って、他の男性に目移りしていませんか？

ＡがダメだったらＢに、Ｂがダメなら別の人に…。そういうつもりはなくても、結果的に今の彼氏と問題が起こる度に”好きな人が選べない現象”が起こっているのなら、逃げ癖が関係しているかもしれません。

つまり、好きな人を選べないことが直接的な問題ではないということ。本当に見るべきは、人間関係なのです。

【解決策】目標を小さく小さくして「できた！」を味わう

傷ついた・傷つけられた、恥ずかしい思いをしたなど、失敗経験によって自信がない。だけどプライドはすごく高い…。逃げ癖はそんな人が陥りやすい問題です。

これまで高い目標を立て、失敗か成功かの極端な評価をしてきませんでしたか？逃げ癖のある人というのは、完璧主義であることも多いです。

たとえば勉強をする時。１日で１００ページある問題集を全部解くぞ！と意気込んでも、その長い道のりに圧倒されてしまいます。ですが、１日１ページならどうでしょうか。きっと、それならできそうだと感じますよね。

人間関係もそれと同じです。１回の試みで全てのことが解決するなんてことはまずありませんから、少しずつ少しずつ積み重ねていくことが大切なのです。

また、”少しずつ”を合言葉にすると、小さな達成感を得ることができます。たとえ彼氏と喧嘩になったとしても、「今日は言いたいことが言えたから、良かった」と思えるようになります。

喧嘩はお互いに嫌な気持ちになるものですが、それで得たものもあると考えられるようになれば、逃げ癖は落ち着いていくでしょう。逃げ癖がなくなれば、好きな人を選べない現象で悩むことも減っていきます。

付き合うまではいくけど長く続かない人にありがちな9つのパターン

理由②本気の恋愛ができないから

本気になれないというのは、相手と本気で向き合えない何らかの事情があるということです。過去に傷ついた経験があるとか、不倫や遊び目的といった男性と付き合っているとか、自己肯定感が低いなどが挙げられますが、あなたはどうでしょうか。

正解探しはやめましょう

どんなに考えても、どんなに慎重であっても、世の中には正解が見つからないこともあります。たとえ１分先であっても未来のことは誰にも分かりません。これが正しい！と思って進んだ道も、正解だったと実感する日はこないのかもしれません。

本気になれないと悩んでいる人は、頭の中でアレコレ考え過ぎている節があります。本気とは？と定義を考えては頭が痛くなり、自分の気持ちを疑い、相手の気持ちを疑ってしまうのです。

Ａの方が良いのかな？それともＢと付き合うのが正解なんだろうか…。こうして、正解を探しをしている限り、本気になることなんてできないのです。

なぜなら、正解探しは知らず知らずの内に、比較していることになるからです。

もちろん、比較することの全てが悪いとは言いません。ただ、本気が分からない→好きな人を選べないというループで苦しんでいるのなら、やめたほうがいいということです。

AさんとBさんが気になっていて、比較をしてどちらが正解か（本気か）を考えてみたとします。

Aさんの長所とBさんの短所を比べたら、Aさんが素敵だなと思いますよね。Aさんの短所が思い浮かんだ時にBさんの長所と比べると「やっぱりＢさんも…」となるわけです。

こうやって短所と長所の比較を続けていると、イイとこ取りをしようとしていることに気づくはずです。だから、好きな人を選べないのです。

【解決策】本気は定義するよりも先に「どんなお付き合いをしたいのか」を考えてみよう

あなたは本気で人を好きになったことはありますか？

「ある」と断言する人もいれば、「あれは本気だったのかな…」と答えに詰まる人もいるでしょう。ですが、即答できなかった人でも、実際には本気の恋愛をしていた可能性があります。

そこで試してみて欲しいのが「どんな気持ちになったか？」を軸に考えてみることです。”本気”の輪郭が見えてくるはずです。

たとえば、本気になるとトキメキやドキドキといった刺激的な感覚に振り回されることがなくなります。何気ない日常でも幸せを感じられますし、よく見ないと分からないような小さな幸せもキャッチできるようになります。

または、本気になると自分の利益よりも、相手の利益を先に考えるようにもなるでしょう。それが時に自己犠牲という行き過ぎた愛情表現にもなるわけですが、そこにさえ気を付けていれば、自分以外に大切な存在ができたことは幸せでしかありません。

つまり、本気とは何なのかを考えるのではなく、本気の恋愛をしたらどんな気持ちになるのか、どんなお付き合いがしたいのかをゴールにして考えてみるのです。

ゴールを決めることができれば、本気の定義もおのずとはっきりしてきます。

たとえば、一緒にいるだけで安らげる関係になりたいのであれば、本気の定義は「素を出せるかどうか」が大きく関係しますよね。結婚したいのなら、本気の定義は「結婚願望の強い人」となるわけです。

恋愛に本気になれない人必読！周りから嫉妬されるくらい幸せになる方法

あなた自身が決める。それが一番大事

Aさんのほうがお金持ちで優しくてイケメンだったとしても、あなたがBさんと幸せになると決めることができれば、幸せへの道は開けます。

なぜなら、あなたがこの人と幸せになると決めたら、あらゆる問題も乗り越えていける可能性が飛躍的に上がるからです。

決めるとは、退路を断ち、恐れずに前に進むことです。

彼氏と大喧嘩をしても、どうしたら仲直りできるだろう？理解し合えるだろう？と思っているなら、自然と気持ちや行動は、仲直りへと向かっていきます。

ですが、「こんな人と付き合っていくのは無理だな…」と思っているのなら、気持ちも行動も他へ向いてしまうものです。「他」というのは、仕事や趣味、友達といった別の居場所なのかもしれませんし、他の男性なのかもしれません。

”本気”とは、あなたの決断の先にあるものなのです。

③恋愛体質だから

恋愛体質というのは、それ自体悪いことではないものの、恋愛が一番！という生き方を続けていると、恋愛だけではなく仕事や友人関係も歯車が狂ってしまうかもしれません。

恋愛体質だと、好きな人を選べずに悩むことは多いです。AさんにもBさんにもドキドキして「好き！」という気持ちが高まり、一時的な感情に振り回されてしまうのです。

感情に振り回されてはいませんか？

言うまでもなく、感情は大切です。コミュニケーションとしての役割を果たしますし、悲しみや怒りを溜め込みすぎると心身に悪い影響を与えますから、吐き出すことも必要だとはよく言われますよね。

ですが、自分の感情を大切にすることと、自分の感情に振り回されてしまうことは同じではありません。

恋愛体質の人は、自分の感情に度々振り回されてしまうので、好きな人を選べない現象が起こりやすいのです。

目標の邪魔をしてくる感情は、無視したほうがいい

たとえば、これから好きな人に告白するとします。きっと緊張と不安でいっぱいですが、この感情を大切にしてしまったら、あなたが本当に望んでいる「告白すること」は叶わないわけです。

告白というゴールを定めた場合、そこに進んでいくにあたって邪魔になる感情があるのなら、時には無視することも必要です。

恋愛体質の人は、感情の盛り上がり…特にトキメキという刺激を重要視しているところがあります。ですが、トキメキ重視だと好きな人を一人に絞るのが、とても難しくなってしまいます。トキメキくらいなら、男友達にも同僚の既婚男性にも、コンビニの店員さんにだって感じるものですから。

【解決策】刺激が欲しいなら恋愛以外から

恋愛に刺激を求める限り、好きな人を選べない悩みから解放されるのは難しいですが、かと言って、刺激のない生活に馴染もうとしても上手くいかないでしょう。特に若い年齢層であれば、刺激的な毎日に憧れすら抱くものですから。

そこでおすすめしたいのが、刺激を恋愛以外から得るという方法です。

要するに、日常生活にいつもと違うことを盛り込んでいくだけ。人は新しいこと・知らないことには刺激を感じるものです。

恋愛体質を克服したい！結婚体質になるための３ステップ

④受け身だから

ステキな男性にアプローチされたい、彼氏ができたら守ってもらいたい…。程度の差こそあれ、女性なら誰もが願うことです。そして男性にも女性を守りたいという本能が少なからずありますから、お互いの気持ちを満たすことができます。

ですが、何事も度が過ぎてしまうと問題になります。常に受け身でいると、自分の考えを言えなくなり、相手に全て合わせようとするでしょう。そして相手も困らせてしまいます。

常に物足りなさを感じている

受け身の人は、こんな考えを持っています。

常に何かをしてもらいたいという気持ちが付きまとい、与えられたとしても満足するのは一時的。すぐに不安が襲ってきますので、「何か物足りない」という状態がずっと続きます。

自分の気持ちよりも、相手がどう思っているのかばかりが気になってしまう。それが受け身で恋愛をしている人の特徴です。

「自分のこと好きって言っていたけど本当かな…」「大切にしてくれているみたいだけど、誰にでも同じじゃないのかな…」というように、いつまでも不安が付きまとってしまうのです。

男性からの愛情を強く求めているのに、愛情を注いでもらってもそれを信じることができない。その上受け身だから本心は言わずに、ただただ待つだけ。それではコミュニケーションの取りようがありません。

好きな人が選べないというのも、誰かが強引にアプローチしてこない限り、身を委ねることができないからではないでしょうか。

【解決策】自分が自分に何かをしてあげる

恋愛で受け身になってしまう人は、男性に依存心を持っています。男性に与えてもらいたい、与えてもらうまでひたすら健気に待つでしょう。

こういうタイプに必要なのは、誰かから何かを与えてもらうことではありません。大切なのは、自分が自分に何をしてあげられるか？なのです。

受け身の人は、自分がどうしたいのかを考えることを後回しにしてしまうところがあります。相手がどう思っているのか、相手に何をして欲しいのかで頭の中がいっぱいですから。

思い当たる節があるなら、これからは他人に求めるよりも先に、自分にこんなことを問いかける習慣を持ちましょう。

こうして自分自身に質問していくと、本心が見えてきます。そして、男性に求めていたことが、実は自分自身にも出来ることだったと気づく場合も多いです。

自分への質問に慣れてきたら、さらに掘り下げていくのもおすすめです。

たとえば、好きな人を選べなくて悩んでいるのなら、こんな感じで掘り下げてみるのはどうでしょうか。

質問は、思いついたものから順番に何でも構いません。そうやって、質問と掘り下げを繰り返している内に、きっと一人の男性が浮かび上がってきます。

自分にメリットがあるから…ではなく、優しくしてもらえるからでもなく。あなたが「この人となら、どんなことでも乗り越えていける」と思える人が見つかります。

気持ちや考え方というのは、どんどん変わりゆくものですから、心のケアはこまめにやっておきましょう。

男が思わず「守りたい！」と思う女とは？【守られ女子になる方法６個】

まとめ

悩みというのは、悩んでいるところとは別のところに問題が隠れていることは多々あります。

好きな人を選べないという悩みも、今回お話したように、別の問題が絡んでいることがあります。逃げ癖が関係していたり、本気で人を好きになるという感覚が分からなかったり。視点を変えていくと、あなたが抱えている本当の問題が見えてきます。

そして、その問題を解決することで、あなたはもっと生きやすくなります。素のままの自分で恋愛ができたら…と想像してみると、幸せだろうなと思いませんか？

Tweet