みんなの婚活レポート

みんなの婚活体験談を掲載しています。あなたの婚活サイト選びの参考にどうぞ。

「結婚は勢い?それとも慎重さ?」失敗が怖いあなたに伝えたい事5個


相手はこの人なのか、タイミングは今なのか・・・。考えれば考えるほど分からなくなるのが結婚です。絶対に後悔したくない、絶対に失敗したくないと思えば思うほど身動きが取れなくなってしまいます。

結婚は人生の中で最も大きな決断といっても過言ではありませんから、慎重になる気持ちはよく分かります。

年齢、貯金、お相手への条件など計画的な婚活で結婚した人、結婚願望はなかったけど妊娠がきっかけで踏み切った人、ノリと勢いでスピード婚を決めた人、運命的な出会いで結ばれた人・・・。世の中の先輩夫婦を見てみると、結婚するきっかけは本当に人それぞれだなと感じます。

では、あなたにとってベストな結婚とは何でしょうか?必要なのは勢いか、それとも慎重さか・・・。じっくり考えてみましょう。

勢いが欲しいのはなぜ?結婚に踏み切れない理由を考えてみよう

いっそのこと勢いで結婚しようかな・・・と思っている人の多くは、気持ちが減速している何かがあるのだと思います。それは相手の何かに対してかもしれませんし、あなた自身が結婚という未知の世界に対して漠然とした恐怖心持っているのかもしれません。

勢いか慎重さか。どちらが良いということではなくて、あなたの状況に合った選択することが大切。まずはなぜ気持ちが減速しているのか、その理由を考えてみましょう。

もっと素敵な人が現れるのでは・・・と思っているから

そんなこと考えてもどうしようもないのに・・・と分かってはいても、どうしても振り払えないのが「結婚相手は別にいるのでは」という思いです。付き合う分には良い人だけど、結婚相手としては決め手に欠けるような気がしてきます。

もっと年収の高い男性と出会えるかも、もっと若くてキレイな女性と出会えるかもと、上を目指したくなるのです。

年齢と共に価値が上がったと感じる男性、年齢と共に焦る女性

男性は仕事が上手く回り始めたタイミングで結婚を意識することが多いです。この「上手くいっている」と実感するのは、役職を与えられたり、部下ができたり、大きな仕事を成功させたり、給与アップが叶った時などが当てはまります。

つまり、男性には仕事の成功で自信をつけて結婚・・・という流れがあるのです。一家の大黒柱になる責任を果たそうとしているからこその考え方ですが、もうひとつ「男性は年齢を重ねるごとに自分の価値が上がっている」と考える側面もあります。

自分の価値が上がっていると感じると、今付き合っている彼女よりももっと素敵な女性がいるのではないかと思い、結婚に踏み切れなくなってしまいます。

対して女性は、仕事と結婚の繋がりは男性ほどありませんし、晩婚化になった今でもできるだけ若いうちにと考えるのが普通です。10代、20代の頃に思い描いていた理想の結婚相手の姿は少しずつ薄れていき、現実を見て妥協点を見つけていくようになります。

年の差が不安だから

最近は、年の差カップルや夫婦も珍しくなってきましたが、当人たちは周りの目が気になったり、将来をネガティブに感じたりと思い悩むことがあります。

相手のご両親に反対されるのではないか、相手にはもっと良い人が別にいるのではないだろうかと、自分はふさわしくないと感じ、不安が募っていきます。子どものこと、お金のこと、老後のこと・・・。年の差に関係なく誰もが悩みそうなテーマですが、年の差があることでより深く思いつめてしまうようです。

歳の差なんて関係ない!“年の差恋愛”を長続きさせるコツとは

家庭を持つ自信がないから

生涯をかけて一人の人と寄り添っていけるだろうか、家族を守る責任を全うしていけるだろうかと、家庭を持つ自信がないと感じる人は多いです。それはそうですよね。初めての経験なのに、人生をかけた一大イベントですから、自信満々で結婚する人のほうが圧倒的に少ないです。

結婚に限らず、初めての経験をこれからするとなると自信が持てないのはごく普通のことですから、いくら考えても自信が持てるものではありませんし、考えてもキリがありません。当然答えは見つからないままですから、考えれば考えるほどに足がすくんでしまいます。

経済的な厳しさを感じているから

男性はもっと稼がないと結婚できないと思っている人が多いですし、女性側も男性が経済的な大黒柱となって家庭を支えてくれることを望んでいる人が大多数でしょう。共働きが当たり前になっている今も、やはり男性が中心となって経済的な部分は担うものだという考えは残っています。

男性からすると今はまだ稼げていないから家庭を持つのが怖い、女性からしたら男性が稼げていないと生活が不安・・・。そんな思いがあります。

この人との結婚生活が想像できないから

恋人としては楽しいけど結婚相手として見た時に、一緒に生活している様子が想像できないというケースです。この気持ちを抱えながら付き合っているカップルは意外に多く、知恵袋や発言小町などのQ&Aサイトへの投稿も結構見つかります。

結婚を想像できないのに付き合い続けていいんだろうか、いつかは結婚したくなるんだろうか、理想が高すぎるんだろうか・・・と不安に駆られているようです。

あとは、「この人を本当に愛しているのだろうか」と自分の本心が分からないために、結婚を迷うケースもあります。または、愛してもらっているのだろうかと不安になり、夫婦になった自分たちを想像できないこともあります。

相手の親と上手くいっていないから

相手の親に嫌われている、反対されていると、結婚するのはそれなりの覚悟が必要になると思います。この先ずっと付き合っていくことを考えると、躊躇してしまいますよね。この手も悩みも非常に多く、関係を修復したくてもなかなか上手くいかないことも多いです。

第一印象が悪かった、収入が少ない、服装がだらしないなど、嫌われた理由がはっきりしているなら、それを改善したら関係修復の糸口も見えてくるかもしれませんが、元々そりが合わないということであれば大変です。結婚の話もなかなか進みませんし、結婚後の生活を考えると先が思いやられてしまいます。

ずっと恋人でいたいから

結婚すると恋人のようなラブラブな時間は減っていくのが普通です。生活していくのが中心になりますから、刺激よりも安定を求める思考になっていきます。それに、子どもが生まれたら「男と女」というよりも「父と母」として過ごすことが圧倒的に多くなっていきます。

このように、世界が広がっていくのが結婚です。お互いの親・親戚との付き合いも必要になってきますから、ますます生活していくためのパートナーという感覚が強まっていくでしょう。

いつまでも恋人のようなラブラブな関係でいたいと思っている人は、生活中心の人生に切り替わることが怖くなってしまいます。いつまでも男と女でいたい、ときめいていたいのです。

大切なのは、2人で話し合う時間を持つこと

勢いで結婚するべきか?いやいややっぱり慎重にいくべきか?については、実はそれほど重要ではありません。それよりもずっとずっと大切なのは、話し合うことです。お互いの気持ちを伝え合う習慣さえ持っていれば、勢いで結婚したって、計画を立てて慎重に結婚したってどちらでもこれで良かったと思えるものですから。

結婚は2人で考えていくことですから、ひとりで解決しようとするのではなく、話し合う時間を大切にしていきましょう。自分の考えがまとまったら、「私はこう思うのだけど、あなたはどう思う?」というように、伝えてみてください。

相手はどう考えているかを知るだけで気持ちがスッキリすることも少なくありませんし、なーんだ、考えすぎてただけなのかと拍子抜けしてしまうくらいあっさり解決することもあります。

結婚生活を長く続ける秘訣はいくつもありますが、お互いを尊重して話し合う習慣を持つことは、間違いなく土台となる要素になります。

ですが、いざ話そうとなると、遠慮したり、我慢したり、自分の気持ちを押し付けるような流れになってしまったりと、互いを尊重して話し合うって意外に難易度が高いです。だからこそ、結婚前に話し合う練習をすることが大切なのです。

結婚したいのかどうか分からない時期でも、結婚生活に役立つ練習はできます。話し合う以外にもどんな練習をやっておいたほうが良いのでしょうか。

「ここまできたら勢いで結婚して良し!」の5カ条

結婚は感情が大きく揺れた時に決意することが多いです。給与が上がった、正社員になれたなど経済的な不安が拭えた時もそうですし、震災や事故など、予想しない事態が起こることで恋人の存在の大きさに改めて気づかされたというケースもあります。

こうした感情の揺れというのは、言い方を変えれば勢いをつくったということになります。そこで提案したいのは、2人なりのラインを決めてみてはどうですかということ。

勢いだけに任せて結婚するのは失敗や後悔が多そうですが、「ここまできたら勢いで結婚していい」というラインを決めておくと、2人にとっての最高のタイミングで結婚できるのではないでしょうか。

ある程度の土台が出来上がっていれば、勢いで結婚して良し!ということで、土台になりそうな要素を集めてみました。

その1)何でも話し合える関係でいること

上の話と重複しますが、こまめに話し合う機会を持つことは本当に大切です。結婚生活を失敗した人のほとんどは、こまめな話し合いを怠ってしまったために、小さなすれ違いが蓄積されていき、いつしか修復不可能な溝が出来上がってしまったと語っています。

1万人以上の失敗談から夫婦の法則を導き出した書籍「結婚を後悔しない50のリスト(大塚寿/ダイヤモンド社/2012年)」でこのような考え方が繰り返し述べられています。

結婚生活は無限のベクトル合わせである

正しい道へ進むよりも、2人が納得できる道のほうが結婚生活においては重要である場合が多いです。たとえば子どもが欲しいならできるだけ早く妊活を始めるのが正しい道ではありますが、もう少し仕事に集中したい・もう少し2人だけの生活を満喫したいと2人が考えるなら、今すぐ妊活することがすべてとは限りませんよね。

夫婦といっても、考え方や価値観は違っていて当たり前ですから、基本的にはお互いを尊重し合うことが大切ですが、妊娠・出産のタイミングのように、進む方向を合わせないといけない場合もあります。

そんな時に十分な話し合いができる関係でないと、結婚生活は上手くいきませんから、結婚前からこまめな話し合いができる関係でいられるように努力していきましょう。

今回お話することは、すべてが「ベクトル合わせ」に集約されます。違っていて当たり前の2人がどう円満な家庭を築いていくのか。それはベクトル合わせができないと不可能なのです。

その2)時間とお金が使い方に納得できること

恋人時代は気にならなくても、結婚したら気になって仕方ないというのが、時間とお金に対する価値観の違いです。

時間の使い方でいえば、独身時代のように自由に出かけられなくなります。ご飯を作らないといけないから早く帰らないといけないとか、飲み会への参加は月に2回までとか、休日は一日中ゲームをしてダラダラ過ごしたいのにそれでは文句を言われるなどといったことが挙げられます。

お金に関しては、お小遣い程度の金額であれば、互いの価値観を尊重できると思いますが、家を買う・車を買うといった大きなお金が動くと状況は変わってきます。やりたいことがいっぱいあっても、お金は限られていますから、何かを諦めたり、優先順位をつけなくてはいけませんし、貯金のための節約も必要になってきます。

期間限定で同棲してみるのもおすすめ

時間とお金の使い方については、長く一緒に過ごしてみないと分からないことも多いです。結婚前にしっかり把握しておきたいということであれば、期間限定で同棲してみると色んなことが見えて有意義な時間になるでしょう。ただし、期間限定であることは譲ってはいけません。同棲は結婚生活のシミュレーションになる点はメリットであるものの、結婚しなくても結婚生活を味わえる点はデメリットにもなりえるからです。

結婚すると面倒なことも多いから今のままの生活でいいや・・・となってしまうと、同棲期間が無意味に長引いてしまうと、結婚が遠ざかってしまうので注意してください。

同棲がうまくいかないなら結婚するな!結婚したい相手との同棲は慎重に考えるべき

結婚前提の同棲は、たった3つのルールを守るだけで上手くいく!

あとは、お互いの考えや提案をまずは書き出してみて、客観的に見てどれが合理的か、達成できそうかを話し合うことも大切です。自分の意見としてではなく、紙に書き出すことでいったん自分の感情は手放してみることで、相手の意見が受け止めやすくなります。

その3)日常生活を大事にできること

結婚生活はイベントではなく、日常そのものですが、それを退屈だとか平凡だと感じてしまうと、外に刺激を求めるようになって家庭が機能しなくなってしまいます。

結婚生活は、地味で小さいかもしれないけど夫婦でいられる幸せがあちらこちらに転がっています。朝起きたときに隣でパートナーが寝息を立てている幸せ、美味しいものを一緒に食べられる幸せ、一日の終わりを共に過ごせる幸せ・・・。

これらはすべて当たり前ではないことを知っていると、結婚生活はとても満ちたりたものとなります。これに関しても、同棲することで収穫がたくさんあるでしょう。

その4)親離れしていること

何かにつけて親を頼っていてはいつまで経っても、自分たちの家庭を築くことはできません。親離れしていない場合、子離れも上手くいっていない可能性が高いですから、夫婦の問題なのに、何かにつけて親が介入してくるといった事態になっては、丸く収まるものも収まらなくなってしまいます。

もし親任せにしていることが多いなと感じるなら、結婚をきっかけとして自立に向けて動き始めましょう。

今日からできる!親離れのコツ

親離れがどうしても難しい、出来る気がしないという人におすすめなのは、離れた土地で暮らすことです。お仕事の都合などで難しい人もいるかもしれませんが、物理的に離れることで自然と自分でやっていかなくてはと思えるようになります。ずっと実家暮らしだという人は、ぜひ一人暮らしを始めてください。大変さや面白さを肌で感じることが大切です。

あとは、何か困ったこと・迷ったことがあっても親の意見はあえて求めないことも親離れのきっかけになります。自分のことは自分で決める。もしくはパートナーと決める。これを徹底していきましょう。

親も子離れができていない場合、引越しをすると言っただけでも大騒ぎするでしょうが、そこで思いとどまってはいけません。いずれは分かってくれる日が必ずくると信じて、反対を振り切って自立へ向けて歩き出してください。

その5)お互いの家族と良好な関係を築いておくこと

結婚してからではなく、結婚を意識している段階でお互いの家族と親睦を深めていくと、いざ結婚となった時、スムーズに話が進んでいきます。

まずは挨拶へ行くことが大切ですし、特に用事はなくても定期的に顔を出しておくと、仲良くなれるきっかけが生まれやすくなるでしょう。あとは、自分の親にパートナーの愚痴を言ってはいけません。

お互いがお互いの味方であり、理解者であることを伝えることができると、親御さんも安心して見守ってくれるでしょう。

まとめ

ここまでお互いを理解していれば、あとは勢いでも何でも上手くいくよ!という土台について紹介しました。

ただし、ベクトル合わせというのは一度上手くいけばそれでOKというわけではありません。自分の気持ちも、相手の気持ちも変わりゆくものですから、常にベクトル合わせをしていく努力は欠かせません。

大切なのは、問題が小さなうちに話し合うこと。放置したらそれだけ話し合いが難航しますし、感情的になってしまいます。


  関連記事