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【シングルマザーの再婚】交際期間って重視するべきですか?


シングルマザーは再婚に慎重になります。前の結婚生活にトラウマを持っている人もいれば、子供のことを考えると今度は絶対に失敗できないとプレッシャーを感じている人もいるでしょう。

彼氏との再婚を考えるようになった時、ベストタイミングを探る上で判断材料となるのが「交際期間」です。

たとえどんなに想い合っていても、交際期間が1カ月やそこらであれば、早すぎるかなと感じますし、5年以上付き合っていたら、それはそれで再婚のタイミングを失ってしまっているように思えます。

ですが、これらは全て、個人の感覚でしかありませんよね。

再婚と交際期間というのは、果たして結びつけて考える意味はあるのでしょうか。

再婚の成功率と交際期間はカンケイありません!

シングルマザーの都合で言うならば、再婚が前提の場合、交際期間は長いより短いほうがいいなと感じる人は多いでしょう。子育てと恋愛を両立させるのは大変ですから、交際期間が長くなるほどに両立が難しくなるように感じます。

ですが、交際期間が短いと再婚の失敗率を上げてしまうのではないか…という不安も拭えず…。

確かな答えが見つからないから、みんなが再婚(結婚)を決める平均的な交際期間を知りたいと思うわけですが、そもそもの話、交際期間でベストタイミングをはかることはできません。

交際期間が短いカップルと長いカップル、それぞれの特徴

交際期間が短い場合、お互いをよく知らない不安がつきまといますし、長いなら長いで再婚のタイミングを逃してなぁなぁな関係になってしまうような気がします。

つまり、交際期間が短い人は「もう少し付き合ってからのほうがいいのかな」と感じ、交際期間が長い人は「さっさと再婚したほうが良かったかな」と考えてしまうわけです。

どちらの人生も経験することはできないから、自分が持っていない選択肢について考えてしまいます。

それぞれの特徴を見てみましょう。

→交際期間が短いカップルの特徴(1年未満)
・子供との関係を十分に築いていない(もしくは会ったことがない)
・将来のことを話し合えていない
・お互い、知らないことが多い
・信頼関係が十分に築けていない
・男女間で恋愛の温度差が出てくる(男性は落ち着き、女性は盛り上がる)
・本音が言えない
・一緒にいるだけで幸せを感じる
・デートプランを大切にする
・2人の世界を大切にする
→交際期間が長いカップルの特徴(1年以上)
・子供との時間を重ね、関係を育てている
・子供も交えた将来について話し合っている
・関係がマンネリ化しがち
・家族のような安心できる存在になっている
・恋愛のドキドキ感が薄れ、浮気のリスクが上がる
・2人の絆が深まり、夫婦と変わらない関係になっている
・お互いの家族との交流も大切にする
・何でも理解しているから…とコミュニケーションが雑になりがち

こうして並べてみると、短いなら短いなりの、長いなら長いなりのメリット・デメリットがありますよね。

交際期間が短いカップルは、お互いをよく知らないために再婚の決め手が分からないというケースは多いです。そして交際期間が長いカップルは、一緒にいるのが当たり前になり、お互いを大切さに気付けなくなってしまうことが多いのです。

つまり、大切なのは交際期間ではなく、目の前にある問題を2人でどう乗り越えていくか?ということです。

【再婚の決め手6個】前に進む勇気がでてくる考え方とは

①交際期間ではなく「いつまでに結婚したいのか」を考えてみる

シングルマザーはいつ再婚(結婚)したいのか?というよりも「いつならベストだろうか」と考える人が多いでしょう。自分のことよりも、子供のことを中心に考えていますから。

家族が増えることで子供にどれほどのストレスを与えてしまうのだろうか…とか、上手くやっていけるだろうか…と不安を挙げればキリがありませんし、交際期間でそれらの悩みが解消するとは到底思えません。

まずは自分自身の気持ちを確認しよう

それが叶うかどうかは置いておいて、まずはあなたがいつまでに結婚したいのかを考えてみてください。

たとえば、今の彼氏との間に子供を持ちたいと思っているのなら、年齢は無視できません。今は高齢出産でも安心して出産に臨める医療体制が整ってはいますが、若いほうが妊娠しやすいというのは事実としてあります。出産後に待っている子育てのことも考えると、30代前半あたりには…と考える人は多いです。

または、子供が大学生になったなど、シングルマザーとしての役割も落ち着き、自分時間もそれなりに取れるようになった人は、いつかは再婚できればいいかなと考えていたりします。この場合は、考える時間はたっぷりあるということになります。

彼氏の気持ち・子供の気持ちを確認しよう

自分がどうしたいのかを確認したら、次は彼氏と子供の気持ちに耳を傾けてみましょう。彼氏に結婚の意思があるのかを聞いてみて、方向性が同じであることが分かってから、子供に打ち明けるタイミングを考えていきましょう。

子供への報告は、再婚が決まってからがおすすめです。

→【シングルマザーの悩み】彼氏を子供に会わせるベストタイミングが知りたい!

交際期間がそろそろ1年だから再婚を考えるべき?まだ3カ月だから再婚は早い?と思う気持ちは分かります。ですが、交際期間は再婚の判断材料としては弱いです。長くても上手くいく保証はありませんし、短くても失敗するとは限らないのですから。

それよりも、まずはあなた自身がどうしたいのかを考えるほうが前進できます。

「いつまでに再婚したいのか?」に合わせた行動を

彼氏と再婚のタイミングを話し合って結論が出たら、次は再婚に向けた行動をしていくことになります。

彼氏ができたらすぐにでも再婚に向けて動きたい!ということであれば、何をやるにも大急ぎで進めていく必要がありますよね。

「彼氏ができたから結婚したい!」彼と二人三脚で歩むスピード婚の秘訣8個

1年後…と、今すぐではない期間を設定した場合でも、油断は禁物です。1年なんてあっという間ですから、逆算してやるべきことをリスト化し、時間に余裕をもって取り組んでいけるように計画を立ててみましょう。

「結婚を前提に付き合う」ってどういうこと?

②交際期間で2人の関係に区切りをつける

交際期間が再婚の決め手にはならないとは上でお話しましたが、交際期間をけじめとして活用するのはおすすめです。

たとえば同棲カップルは、婚期を逃しやすいと言われていますが、これは結婚しない内から、結婚生活のような日々を送っているからですよね。それなのに、結婚することで生じる責任や義務は何となくフワッと回避できてしまうので、正直ラク。楽に逃げてしまいたいと思うのは、人間の心理です。

最初は結婚願望があったのに、だらだら同棲を続けてしまったことで、人生設計が狂い、結局は別れてしまうカップルも少なくありません。

ただし、同棲を始める前に期間を決めておくなら話は別。同棲は結婚前提であることを確認し、数カ月~1年くらいの期間で設定しておくのです。そうすることで、結婚という目標からブレずに、結婚生活の疑似体験ができるでしょう。

結婚前提の同棲は、たった3つのルールを守るだけで上手くいく!

彼氏にとっては再婚=父親になるということですから、お付き合いの期間を予め決めておくことで、再婚について考える機会は増えていきます。あなたにとっても、計画的に進めていくことで不安との向き合い方が上手になっていくでしょう。

③「皆と同じが正しい」のではなく「皆と同じでいたい」だけ

「人気ランキング」「売れ筋ランキング」「週間ランキング」など、多くの人が買った商品、利用したサービスが簡単に分かるようになっています。トップ3にランクインしている物は優秀で、ランキング外ならイマイチだという印象を持ちます。

ですが、ランキングトップの物を使ってみて、評判通りだった物とそうでない物がありますよね。

大多数の人が「おすすめ!」と褒めているからといって、あなたにとっても同じとは限らないのです。

私たちは、「みんなと同じ=正しい答え」と思いがち。そのせいで客観性に欠ける選択をしてしまうことは多いです。

交際期間と再婚を関連付けようとする人は、交際期間の平均値を知りたがりますが、それはまさに「みんなと同じが正しい」と思っているためです。

本当は、みんなと同じが正しい選択なのかどうかは分かりません。分かっているのは「みんなと同じでいたい」という人がたくさんいるということです。

大切なのは「大勢によるひとつの意見」ではなく「色んな意見」

たとえば、あなたが交際期間1カ月で再婚したいと考えるようになったのなら、同じ境遇の人を探してみると思います。それ自体は構いませんが、その次は反対意見にも触れてみましょう。

長くお付き合いすることで彼氏との関係を確実にしてきたシングルマザーのお話や、短期間の交際で再婚したものの、すぐに離婚してしまった人のお話などです。

あとは、「私と同じ境遇だったら、この人はどうやって乗り越えるかな?」と別の人物に置き換えて想像してみるのもおすすめです。あなたの母親や、友達のシンママ、憧れの人はどうやって突破口を見つけるでしょうか。

色んな意見に触れると、選択肢が増えて余計大変になったように感じてしまうかもしれません。ですが、選択肢が増えたのではなく、あなたの思い込みを外すために必要なことだと捉えてみて。

すると、交際期間よりも大切なことが見えてくるはずです。

④彼氏と会わない期間をつくる

別れた後に彼がどれほど大切だったか気付いたとか、離婚後、冷静になって考えてみたら自分にも悪いところがたくさんあったなど、私たちは自分の選択を後悔することがあります。

未来は誰にも分からないですし、後悔についてもその人の考え方や性格が大きく影響するものですから、100%回避するのは難しいです。

ですが、一時的な感情に流されない&大切なことがしっかり見えるタイミング…つまり、後悔する確率を下げる環境を作ることは可能です。

目の前にいないことで、彼の存在の大きさが分かる

彼氏と会う頻度はどれくらいでしょうか?連絡を取る頻度は?

目標はいつもより頻度を下げることです。たとえば、週に1回会っているなら、2~3週間に1回にしてみるのです。会わない間は、「彼と別れたら…」という疑似体験をしてみてください。すると”当たり前に思っていたけど、実はかけがえのないもの”が見えてくるようになります。

たとえば…

「辛いことがあっても、彼がそばにいるだけで支えてもらっていたな」
「彼といると、子供も私もよく笑っていたな」
「よくケンカはするけど、いつも私の話を聞いてくれる人だな」
「頼りないところもあるけど、いざとなったら頼りになる人だな」
「なぜか彼にだけ、本心が言えたな」
「普段は人に気を使ってばかりなのに、彼の前ではワガママも言えたな」

こんな風に、彼と一緒にいることで得られた特別なことを探してみるのです。失ってから気付くのではなく、失ったことを想像することで、取り返しのつかない後悔を回避できます。

交際期間が長いカップルには特におすすめ

交際期間が長いカップルは、空気のような存在になっているため、マンネリ化してお互いの大切さを見失っていることも多いです。

だからこそ、一緒にいるのが当たり前という状況を一時的に解除することで、彼がいない穴がどれほど大きいものなのかが気付けるはず。

お互いの存在の大きさを、いつでも感じられたら幸せですよね。

⑤その時の感情によって考えがコロコロ変わってしまうことを自覚する

想像してみてください。

怒っている時にはどんな決断をすると思いますか?恐らく、破壊的であったり、ネガティブな方向性へ向かってしまうでしょう。では、幸福感を感じている時は?何でも上手くいきそうで、ものすごく頑張れそうな気がしますよね。

私たちは、日々感情に影響されて物事を選択しています。

交際期間が1年という事実は変わらなくても、気分が沈んでいる時は再婚の決め手がないしなぁ…と思いますし、気分が良い時はやってみないと分からないから飛び込んでみよう!と思うものなのです。

このように、一時的な感情に振り回されないようにするためには、感情が再婚という大きな決断に影響してしまう自覚を持たなくてはいけません。

不安を感じやすい時間帯に考え事をしない

一日の中で、あなたが不安になりやすい時間帯や状況はいつでしょうか。

一般的に、夜は不安になりやすい時間帯です。特に眠りにつく直前は暗い部屋でぼんやりしていますから、不安に意識を向けやすいです。

この時に、シングルマザーとしての人生や再婚という選択肢について考えると、かなりの高確率で不安を膨らませてしまいます。色々考えたら眠れなくなってきて、睡眠不足になったら仕事に影響してしまう…とか、寝坊したらどうしよう…と、更なる不安を呼び起こしてしまいます。

不安を感じやすい時には、何も考えないのが一番。布団には眠る直前に入るようにし、それまではゆったり自由な時間を過ごしてリラックスを心がけましょう。

ストレスを味方につけよう

適度なストレスはやる気に繋がったり、脳が活性化したり、注意力が上がったりと様々なメリットがあります。ですが、抱えきれない程のストレスとなると話は別。不安・焦り・イライラといった、感情がのしかかってきます。

こんな時に、交際期間や再婚について考えたら、どういう結果になるかは目に見えています。あなたの意思とはかけ離れた選択をするリスクが上がってしまいます。

ストレスを強く感じている時は、何にどんなストレスを感じているかを知ることから始めましょう。思考は浮かんでは消え…を繰り返すので、忘れないように紙に書き留めておくことをおすすめします。

ストレスの正体を詳しく知ることで、これを乗り越えたらもっと強くなれるはず!対処法は必ず見つかる!とポジティブ思考に切り替えることができます。

⑥過去と今は関係ない

「元夫とは、交際期間が半年と短かったから離婚したんだ」と思っていると、今の彼氏を目の前にしても「交際期間が短いなら、また失敗してしまうかもしれない…」と考えるようになります。

職場のイジメで転職したいと思っても、新しい職場でまたいじめられるのでは…という不安に駆られてしまうことも…。

このように人間には、過去の失敗や辛い記憶が、未来にも繋がっていると思い込んでしまう心理があるのです。

しかも、嫌な記憶ほど鮮明に覚えているものですから厄介です。

色んな人の物語に触れてみる

”離婚を経験してシンママになったが、そこから再婚して新しい幸せを手に入れた人の物語”に触れてみてください。本でも映画でもドラマでもOK。フィクション・ノンフィクションも問いません。あなたと近い境遇で再婚したママ友の話もいい刺激になるでしょう。

交際期間の短さが過去とリンクして、再婚を踏みとどまっているなら、交際0日婚で幸せを掴んだ夫婦の物語がおすすめです。

物語の主人公に感情移入することで、過去の辛い経験が未来にも影響するんだ…という思い込みを軽くしてくれます。

過去の辛かった・嫌だった記憶をあえて思い出してみる

元夫のことを思い出すのも辛いくらい離婚が辛い経験だったとしても、あえてその記憶を呼び起こすことには大きな意味があります。

離婚=人生における大失敗だと考えていたとしたら尚更です。

離婚前後は辛い思い出のほうが多いのかもしれませんが、元夫とお付き合いしていた時代はどうでしょうか。楽しかったこともたくさんあったはずです。結婚することになった時の気持ちは?大喧嘩になったけど、その後の仲直りでお互いに本音で話せて満たされた気持ちになったことは?子供が産まれた時に夫婦でどんなことを話した?

元夫と一緒にいた時間は、辛い思い出だけで埋め尽くされているわけではありません。

辛い記憶とともに、懐かしくて大切な思い出までも封印してしまうから、過去の影響を大きく受けてしまうのです。

過去の記憶をぜひノートに書き留めてみてください。辛いことを思い出したら、次は楽しかったことを思い出す…と繰り返している内に、過去と未来を切り離して考えられるようになるでしょう。

まとめ

一人の女性であるとともに、母親という役割も担うシングルマザーは、再婚には慎重です。絶対に幸せになりたい…というよりは、幸せにしてあげたいという気持ちのほうが強いかもしれませんね。

だからこそ、確実な決め手を探したいと思うものですが、それは交際期間では見つけ出せません。

決め手はあなたの心の中にしかありません。彼氏や子供の気持ちももちろん大切ですが、何をするにもまずは自分自身の気持ちから。

自分の考えを軸にしていないと、人や環境に振り回されて、あなた自身も彼氏と子供を振り回す側になってしまいます。

シングルマザーが彼氏と別れる時はここを確認!【後悔なし&スッキリする終わり方6個】


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